いつのころからか耳にするようになった「気になる言葉」を、漫画家でコラムニストの辛酸なめ子さんが独特の切り口で読み解く夕刊「popstyle」の人気連載「辛酸なめ子のじわじわ時事ワード」。今回は 【つまようじ揚げ(つまようじ・あげ)】 です。
K‐POP、ファッション、メイク、スイーツ……韓国カルチャーが次々と人気を集めている昨今。謎のブームがSNSで話題になっています。それは「つまようじ揚げ」。といっても日本で流通している木や竹のつまようじではありません。デンプンでできたつまようじを食べる動画がネットで
その「デンプンようじ」は、トウモロコシやサツマイモのデンプンなど人体にも安全なもので作られています。ゴミに出しても自然に分解され環境にも優しいですが、かといって積極的に食べるものではないような……。デンプンようじメーカーの人も「食用用途としては考えていない」と懸念を表明。韓国の政府機関も「食品ではないので、食べるのは望ましくない」と注意を呼びかけています。
SNSで実際の動画を見てみました。濃い緑色のつまようじを、油に入れて揚げると白っぽく膨らんでいきます。フワフワした感じで、エビチリなどに添えてある白い揚げ春雨と似ていておいしそうに見えます。若い女性が口に入れておいしそうに食べていました。別の動画でも、男女が楽しそうに笑いながらつまようじを揚げていました。
デンプンようじは、日本ではネットで約500本で400円台で売られているのを発見。一本が短いので、麺類と比べてコスパが良いとは思えません。チャレンジ精神と映え欲を満たせる行為なのでしょうか。
デンプンようじを探して、都内屈指のコリアンタウン・新大久保に行ってみました。最近人気なのは、釜山おでん。魚のすり身を揚げたものを串に刺した食べ物で、串は竹製です。さすがにつまようじ揚げは見られず、
とはいえ、今回のブームで食べても安全なつまようじの存在を知り、韓国のエコ意識の高さに気付かされることに。日本では最近、コンビニの割り箸に同封されているつまようじが廃止されていますが、つまようじを食べて体内で分解するようになったら……かなりのエコ上級者ということなのでしょうか。
食べられなそうで食べられる……そんなアイテムをアメリカでも発見。商才に
February 21, 2024 at 01:00PM
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【つまようじ揚げ】チャレンジ精神?究極のエコ?韓国で謎のブーム - 読売新聞オンライン
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