１２店舗のから揚げ商品が並ぶ会場＝飯田市の「からあげビリー」で
飯田下伊那地域の飲食店が、自慢のから揚げ商品を出品するテークアウト販売会「からあげ総選挙」が二十九、三十日、飯田市のから揚げ店「からあげビリー」であった。県内で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、苦境に置かれる飲食業を盛り上げ、地域の活性化につなげようと市内の飲食業「岳」が企画した。
開催は昨年に続き二回目で、今回は十二店舗が参加した。定番の鶏のほか、タラやフグ、ラムなど多彩なから揚げ商品が並んだ。一食全て税込み三百円。来場者は会場で渡されたＱＲコードを通じて、気に入ったから揚げに投票する。販売数量なども加味され、二月二日に「岳」のホームページで結果が発表される。
最終日は、開場の午前十時前から行列ができる好評ぶり。喬木村の会社員松沢なつみさん（３８）は「コロナでなかなか外食する機会がないので、昼食として家で食べ比べたい」と話した。
岳の井原聡専務取締役（４１）は「想像以上の人が来てくれた。コロナ禍の中でも頑張れとの声もいただき、励みになった。今後も継続し、お客さんに楽しんでもらえる機会をつくりたい」と喜んだ。（二神花帆）
January 31, 2022 at 04:57PM
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12店のから揚げ「総選挙」 飯田でテークアウト販売会 - 中日新聞
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