暦の上では一年で最も寒さが厳しいとされる「大寒」の20日、盛岡市藪川の岩洞湖で氷上のワカサギ釣りが解禁された。岩洞湖漁協によると、正月以降の冷え込みで氷の厚さは目安の15センチ以上となり、昨年より8日早い解禁となった。
同日朝の藪川の最低気温は氷点下14・5度と冷え込んだが、解禁時間の午前5時に合わせ、荷物をそりに積み込み湖上へと繰り出す多くの釣り客の姿が見られた。夜明け前の薄明かりの中、湖上には防寒用のカラフルなテントから漏れた明かりで幻想的な光景が広がった。
毎年解禁日に訪れるという盛岡市の会社員、千葉利陽さん（39）は、前日の午後10時に到着し車内で一晩過ごしたという。寒さで釣りざおが凍るハプニングもあったが、「魚影も多く調子が良いので200匹くらい釣れそうだ。天ぷらや唐揚げにして食べたい」と顔をほころばせた。
岩洞湖でのワカサギ釣りは3月中旬ごろまで楽しめる。【松本ゆう雅】
January 20, 2022 at 12:58PM
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「天ぷらや唐揚げに」ワカサギ釣り解禁 昨年より8日早く 盛岡 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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