もうすぐクリスマス。家庭で豪華な食卓を囲む家族もいれば、人気のレストランで特別な食事を楽しむ人もいるでしょう。「予約が取れない店」として知られる和食料理店「賛否両論」（東京・恵比寿）の店主、笠原将弘さん（51）には、クリスマスにぴったりの思い出がつまった一品があるといいます。家庭でもつくれるそのレシピを、家族の思い出とともに教えてもらいました。
――ご家族でどんなクリスマスを過ごしてきましたか。
「賛否両論」を開店したのはちょうど、3人目の子どもになる長男が生まれたころでした。おかげさまで開店当初からにぎわっていたので、なかなか家にいられる日がなく、子どもたちには申し訳なかったなと思っています。
クリスマスも店が忙しく、僕は家では過ごせませんでした。妻と子どもたちでツリーを飾って、ケーキを食べたりしていたそうです。
ところが30代の時、妻ががんで亡くなりました。その後は妻の姉に家のことを助けてもらいました。相変わらずクリスマスは一緒に過ごせませんでしたが、僕にとっての思い出の一品があります。
――どんな料理ですか。
うちの父親は焼き鳥店を営んでいたのですが、そこの定番メニュー「手羽先チューリップから揚げ」です。子どもの頃から自分にとってから揚げといえばこれ、というメニューです。
記事の後半では、笠原家直伝の「手羽先チューリップから揚げ」のレシピを掲載しています。
年中食べていたけれど、クリ…
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December 24, 2023 at 06:00AM
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笠原将弘さんのクリスマス料理「やっぱりこれ」 亡き父が揚げたのは：朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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