21年末で19年比85％という慎重な見通し
すかいらーくグループが発表した経営戦略のタイトルは「価値ある豊かさの創造 食の未来を創造し、豊かな生活と社会の発展に貢献いたします」。コロナ禍を経ての、
(1)2021年末の業績予想
(2)今後のマーケット環境の変化とその対策
(3)コスト・生産性の抜本的見直し
の3つのテーマについて7項目にわたって詳細が表明されています。
まず業績については、2020年の第3四半期では前年比120億円減の31億円の赤字、通期(12月決算)では150億円の最終赤字と予想しています(2020年11月12日時点)。
これが発表された時期、外食産業はGo To Eatキャンペーンなどもあって業績は全体的に回復傾向にありましたが「決して油断できる感染状況ではない」という見解を示しています。
その上で、既存店売上は2021年の年末でコロナ前の2019年の85％まで回復すると慎重な見通しを示しており、それまでに「Withコロナ環境(ライフスタイルの変化)における経営戦略」を実施することで21年末に営業利益を100億円前後まで改善するとしています。
これまで多くの上場外食産業は「既存店前年比」という売上指標を追っていましたがコロナ禍を経て、すかいらーくは利益を追求するスタイルへとシフトしたことがここから見て取れます。
January 25, 2021 at 05:31AM
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唐揚げ・寿司・デリバリーを強化…「すかいらーく」に学ぶ「コロナ時代の飲食店」戦略 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス
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