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炭火串焼き 串揚げ一克 瀧本克忠さん(36) 工夫重ね新しい味を - 中日新聞

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仕込みを行う瀧本克忠さん。創作メニューも開発、「また来たいと思ってもらえる店に」と努力を重ねる=福井県勝山市で

仕込みを行う瀧本克忠さん。創作メニューも開発、「また来たいと思ってもらえる店に」と努力を重ねる=福井県勝山市で

  • 仕込みを行う瀧本克忠さん。創作メニューも開発、「また来たいと思ってもらえる店に」と努力を重ねる=福井県勝山市で

 福井県勝山市で新しい焼き鳥や串焼きを提供したいと一念発起。培った技を生かしながら創作メニューにも挑戦していこうと、自らの店を持った。女性が来やすく、地元密着の店を目指し「自分が作った焼き鳥を、おいしいと言ってもらえるように」と日々工夫を凝らしながら、新たな焼き鳥を提案していく。

 地元の高校卒業後、全国各地を巡ってさまざまな仕事を経験。その後、市内の焼き鳥店に二〇一九年三月まで十年近く勤めた。県内では、県民に長く親しまれている焼き鳥があるが、「勝山にない焼き鳥を出してみたい」との思いが湧いたのが一八年。焼き方など技術を磨き、串の刺し方など自分に足りない部分は他店で学び、一九年七月に自分の店をオープンさせた。

 メニューを開発する創作の道は、試行錯誤の連続だった。串焼きでは、肉でシソを巻く串など、うまくメニュー化できないものもあったが、チーズを詰めたピーマンを豚バラで巻いた串などをメニュー化。「女性に受けて、来やすい店に」との思いで開発していき、独自色をしっかりと出していった。手羽も骨を抜いて開いた状態にし、食べやすさを追求した。

 今も開発は続ける。「外はパリッと、中はジューシーなとり足を目指している」と努力の日々だ。客に試作品を食べてもらうなど、要望や意見も取り入れる。そうした活動の先に「また来たいと思ってもらえるような、地元の人が集まりやすい店にしたい」と将来像を描く。

 苦境の時代である。開店して一年もせずにコロナ禍に見舞われた。走りだしてすぐのことで客足も読めなかったが、コロナの影響で売り上げは思うように伸びなかった。感染予防のため、客からよく個室の有無を聞かれるため、二〇年十一月ごろから、それまで使っていなかった二階の個室も客室にした。こうしたさまざまな困難はあるが「家族やみんなが助けてくれる」と感謝し「自分の考えた焼き鳥を、おいしいと言ってもらえるように頑張りたい」と店に立ち続ける。(平林靖博)

【店舗メモ】2019年7月にオープン。焼き鳥や串揚げ30品目に加えて一品物なども合わせて60品目のメニューを扱う。鶏肉や野菜など、食材は国産にこだわり、炭も国産品を使用。店舗は2階まであり、1階部分に20席、2階部分は2部屋で25人入れる。定休日は日曜で、月曜が祝日の場合は日曜に営業する。福井県勝山市本町1。


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February 16, 2021 at 08:10AM
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