エブリイでは6日から、あしたの暮らしを考える新コーナー「あすナビ」をスタートします。1回目は、生活を直撃している様々な原材料価格の高騰について。いま、あのお店が、悲鳴を上げています…
石油高騰にともないガソリンやプラスチック製品、そして食品など、いま、暮らしを直撃している値上げ。
それは、庶民の味を代表する身近なあの食品にも…。
「ジュ~~~~」
唐揚げです。
昨今の唐揚げブームで相次いだ専門店の登場。面倒な揚げ物を、家庭で手軽に楽しめるテイクアウト専門店も続々オープンしました。
勝助商店 坂井勇太店長
「世間的にコロナ禍になって、外食ができない状態になって、テイクアウト事業、順調にやってこれてたかなと思います」
オープンからおよそ1年。主婦や仕事帰りのサラリーマンなど、固定客も付き、売り上げも安定してきましたが、いま頭を悩ませていることがあります。外国産の鶏肉の値上げです。
背景には、主な輸入先であるタイでの新型コロナ感染拡大や、世界的な需要の増加があります。輸入鶏肉=ブロイラーの価格はこの秋、平年より1割ほど上昇していて、スーパーの総菜や外食のテイクアウトといった、いわゆる「巣ごもり需要」が堅調なこともあってか、国産の鶏肉価格も上昇傾向にあります。
坂井店長
「業者さんと価格交渉するんですけど、その前の問題というか、うちで使うお肉を手配できるかどうかが危ういような話も聞く」
値上げにとどまらず、肉の争奪戦が起きているといいます。
影響は家庭用食材にも。冷凍食品大手は鶏肉の冷凍食品を値上げすると発表しています。
げんこつ大ほどの大きな鶏肉を、高温の油でカリッカリに揚げるのが、このお店の特徴ですが、この「油」も、急激に値上りしています。
「油全然だめですか」
「いやもう全くですね。まだあがるんじゃないですかね、ことし」
フジノ食品株式会社 渡邊篤係長
「2000円は確実に上がってる。揚げ物で油使われるところは本当大変だと思います」
坂井店長
「いやーもう厳しい。正直きびしい。厳しいのは厳しいっすね。もうほんとに。1日でも早くコロナ収束して、商品が世に出回ってもらえれば価格が落ち着いてくると思うんですけど、今のまま上がり続けるとちょっと厳しいかなと。ただ、商品自体の価格はあげないでいきたいなという考えがあるので。庶民の味というのは意識してやっていきたい」
頼みの綱は、かきいれどきだというクリスマスシーズン。値上げラッシュの冬を乗り切ろうと奮闘が続きます。
December 06, 2021 at 04:49PM
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鶏の唐揚げが…値上げラッシュのあおり|NNNニュース - 日テレNEWS24
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