＜こだわりグルメ＞Turn Table（徳島産釜揚げしらすのオイルパスタ）：東京新聞 TOKYO Web - 東京新聞

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◆徳島の野菜は味が濃い

　隣接する児童遊園の緑が窓から癒やしをくれる。東京・渋谷駅から徒歩圏内にありながらホッとできる空間。ここに、徳島県の魅力体験型アンテナショップ「Turn Table（ターンテーブル）」＝写真（上）＝がある。

　一般的なアンテナショップと違い、物販は少なく、宿泊施設とレストランを併設している。徳島伝統の藍染めをあしらった寝具や装飾に触れつつ眠りにつき、県内産の食材をレストランで味わえる趣向だ。

　ランチタイムは野菜ビュッフェが人気で、近隣の住民や勤務者はもちろん、週末は遠方からも訪れる。

　徳島は四国山地の栄養分を運んでくれる河川に恵まれ、土壌が肥沃（ひよく）で野菜の生産も盛ん。産地直送の新鮮な野菜は味が濃く、県のPRにふさわしい質の高さだ。ビュッフェは野菜の他、「鳴門わかめ」のしゃぶしゃぶや「半田そうめん」など補充を繰り返しつつ約30種類が並び、デザートも3種ほど用意。「野菜ビュッフェ単品（豚汁・ドリンクバー付き）」（1430円）もあるが、客のほとんどはメイン料理とセットで注文する。

　写真（下）は「徳島産釜揚げしらすのオイルパスタ」。野菜ビュッフェ、豚汁、ドリンクバーも付いて2035円。ふわふわの釜揚げしらすが山盛りで、オリーブオイルによく合う。釜揚げしらすのパスタは昼も夜も人気だそうだ。