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イカしたタコ揚げのガチバトル 新潟・三条市の大会に群馬・前橋市から参戦 - 株式会社 上毛新聞社

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三条市の「揚げ師」から凧の操り方を学ぶ緑水会員

 前橋商工会議所青年部緑水会(元田(げんだ)智之代表幹事)は1、2日の両日、350年以上続く新潟県三条市伝統の「三条凧(いか)合戦」に初めて出場する。同会も地元の冬の風物詩、「上州空っ風凧(たこ)揚げ大会」を企画しており、互いの伝統を発展させようと参加が実現した。同合戦への県外団体単独での参加は初めて。関係者は文化交流を機に、ビジネスやまちづくりでの連携にもつなげたい考えだ。

 三条市では、現在のたこ揚げの元となった江戸時代の「いかのぼり」の名前が残り、いか揚げと呼ばれる。同市では一般的な四角の江戸たこに対し、六角凧を使用。たこひもを絡ませて落とし合う「凧(いか)合戦」が盛んで、毎年大会が開かれる。地域や団体の30チームが出場して2日間で得点を競い、2万人以上が集まる伝統行事という。

 前橋市内でも毎冬、緑水会がたこ揚げ大会を開いてきたが、近年は担い手の高齢化や行事の衰退による集客面への懸念があった。新たな取り組みでイベントを活性化しようと、昨年から凧の合戦文化がある新潟県各地を訪問。三条商工会議所青年部らの協力が決まり、2月の大会では「緑水会」の六角凧をつくって「上州けんか凧」を披露した。

 三条凧合戦に向けて、今月中旬には三条市の有志6人が前橋市内を訪れ、同会のメンバー11人と練習に汗を流した。会員は一定の高さでたこを安定させるひも調整や合戦に持ち込む操り方を有志の実演を見て学んだ。

 三条商工会議所青年部の結城靖博さん(40)は「(緑水会は)新しいことを学ぶのに熱心で大会も期待できる。互いを高め合い、地域が盛り上がれば」と話した。

 伝統文化を縁に、地域間交流も目指す。この日の練習後には、まちづくりに関心のある三条市有志の希望もあり、整備したばかりの馬場川沿いなど中心市街地を見て回った。

 一方、三条市は金属加工などものづくりのまちで知られており、緑水会の経営者らはビジネス面での交流にも期待する。

 事業を担当する石川将平さん(35)は「前橋と三条は文化も気質が近く、互いに学ぶところは多い。大会に出場することでさらに交流を深めたい」と意気込んでいた。

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May 30, 2024 at 04:00AM
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