筑後川に初夏の訪れを告げるエツ漁が１日、解禁された。福岡県大川市では、豊漁とエツ料理を楽しむ遊覧船の安全運航を祈願する「川開き」が行われた。７月２０日まで。
カタクチイワシ科のエツは、国内では有明海だけに生息するとされる珍魚。この時期に産卵のため筑後川を
同市の観光・インテリア情報ステーション「大川テラッツァ」で行われた川開きには、観光や漁協関係者らが出席。エツをさばく神事「包丁始め」の後、弘法大師がヨシの葉を川に流すとエツに姿を変えたという伝説にちなんで、ヨシの葉を川に流した。
同市の４漁協のエツ漁獲量はかつては２０トンを超えていたが、２０１６年度以降は１０トンを下回り、昨季は７・４トンだった。漁協関係者は「水害がなければ良い水揚げが期待できるのではないか」と話していた。
May 03, 2022 at 01:22PM
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初夏の訪れ告げる「エツ」漁解禁…有明海だけに生息、刺し身や唐揚げが人気 - 読売新聞オンライン
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