26市町村みやざき元気プロジェクト。
UMKの番組で宮崎市の魅力をお伝えします。
宮崎市が全国に誇る干し大根づくり。その干し大根を使った新商品が誕生しました。
去年、日本農業遺産に認定された「干し大根やぐら」で知られる宮崎市田野町。
冬場の「鰐塚おろし」に晒され、うまみが凝縮された干し大根は、漬物などに加工されます。
農家ごはんとスムージーの店「sachicafe」を営む長崎海咲さん。
地元の野菜を使った料理を提供しています。
(長崎海咲さん)
「このsachicafeをオープンする前は、じいちゃんとか、ばあちゃんとか、お母さんの代は干し大根農家だったんですようちも。だから私も小学生ぐらいの時は干し大根やぐらの下で遊んだり、(やぐらに)ブランコをかけて遊んだりしてました」
農家をルーツに持つこの店で新しく開発されたのが「フライドはりはり」です。
干し大根をはりはり漬けにし、片栗粉をまぶして油で揚げた、新食感のチップスです。
(長崎海咲さん)
「干し大根を使って何かできないかなって考えた時に、揚げてみよっか〜みたいな感じで揚げてみたら、『あっ、おいしい』みたいに出来たのが始まりですね。商品開発を頑張ってやろうかってなって、薄く短冊切りにして、はりはり漬けにして、それが一番苦労しました」
今年1月に大根やぐらのイベントでテスト販売したところ大好評。
3月からsachicafeのメニューに加わりました。
(常連さん)
「海咲ちゃんは小さい頃から知っています。それ(はりはり漬け)をフライにするっていうのは『えっ』と思ったけど、食べたらすごくおいしかったので、さすがだなと思いました」
(客たち)
Q.どんな味?
A.甘味があるんですよすごく。ずっと噛みしめていたいぐらい後を引く味。全然塩辛くなくて甘い。
一方で、嬉しい悲鳴も…
(長崎海咲さん)
「今年初めて(干し大根を短冊切りで)保存をしたんですけど、それが美味しくて、もう在庫がないみたいな感じです」
現在はプレートランチの一品として提供していますが、予想を上回る反響に夏ごろには材料の干し大根が不足しまいそうな勢いです。
(長崎海咲さん)
「来年は一年中(はりはりが)あるように頑張ります」
将来は、地域以外の人にも味わってもらうため、道の駅などでで販売できるよう商品のパッケージ化を目指しています。
(常連さん)
「やっぱり昔ながらの製法で作られた大根のお漬物を、海咲ちゃんがこういう風に新しいかたちにしてくれて、次の世代にっていうのはすごく嬉しいし楽しみです」
(長崎海咲さん)
「フライドはりはりをもっとたくさん作って、もっとたくさんの人に食べてもらって、干し大根のおいしさを知ってもらって、もっと干し大根農家さんが活躍できる田野町の農業になればなと思っています」
宮崎市が誇る干し大根から生まれた“フライドはりはり”。
伝統の文化を守り特産品化をめざす長崎さんの挑戦は続きます。
May 23, 2022 at 05:12PM
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全国に誇る“干し大根” 漬物にして揚げて新感覚チップスに! 宮崎市 - FNNプライムオンライン
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