浜松市で４５０年以上前から続く伝統の「浜松まつり」が３日から始まり、３年ぶりに観客を入れて恒例のたこ揚げが行われました。
「浜松まつり」は、新型コロナの影響でおととしは中止され、去年はたこ揚げのみを無観客で行いましたが、ことしは来場者３万人を上限として３年ぶりに観客を入れて３日に開幕しました。
浜松まつりでは、子どもの健やかな成長を願って、生まれた子どもの名前を書いたたこを揚げるのが伝統となっていて、会場では開会が宣言されると、縦横２メートルほどのたこが次々と空高く揚げられました。
ことしのまつりには、去年の２倍近くにあたる市内１６８の町内会が参加し、ラッパの演奏もできるようになっていて、参加した人たちは、ラッパを吹いたり太鼓をたたいたりして、子どもの誕生を祝っていました。
３歳と１歳の子どものたこを揚げた父親は、「２年間子どものたこを揚げられなかったので、ことしは町内の人の力を借りながら揚げられてとてもうれしいです」と話していました。
浜松まつりは、５日まで開かれ、去年中止された夜の屋台の引き回しは、感染対策のため範囲を町ごとに限定して行われることになっています。
May 04, 2022 at 10:39AM
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“浜松まつり”始まる ３年ぶりに有観客でたこ揚げ｜NHK 静岡県のニュース - nhk.or.jp
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