唐揚げ用のやみつき調味料はいかが――。群馬県立館林商工高(明和町)の生徒が、地元の老舗・正田醬油(館林市)とタッグを組んで「Yummy(やみ)!つきタレ」を開発した。プロジェクト代表で、この春に同高を卒業した大坪聖頼(せら)さん(18)は「伝統ある企業の協力で商品化できたことを誇りに思う」と達成感をにじませた。
プロジェクトのメンバーは、課題研究を選択した2023年度の3年生8人。「地元の特産品で商品開発をしたい」と商工会議所に依頼したところ、館林を舞台にしたアニメ「宇宙よりも遠い場所」(通称・よりもい)でコラボ商品を手がけた正田醬油が協力に応じた。
同年6月から開発に取り組み、夏休みにはさまざまな料理に合う万能ダレを作った。しかし、濃い味付けになるなど、素材の味が引き出せないと白紙に。秋から仕切り直し、用途を唐揚げや揚げ物に特化。コチュジャンやトウバンジャンを含んだ甘辛風味のタレが完成した。
パッケージデザインの原案も8人で作り、英語で「おいしい」を意味するyummyとやみつきを掛け合わせた名前に決めた。1袋使い切りタイプで、4袋入りの希望小売価格は340円(税別)。3000個限定で、市内のスーパーマーケットなどで26日から販売している。
企画に関わった同社マーケティング部の木内修一副部長は「高校生の好みの感覚がユニークで勉強になった。彼らのとがった感覚を生かせたと思う。この経験を将来に生かしてほしい」と話した。新年度からは、同市の特産ブランド「百年小麦」のPRなどに携わっている同高のビジネス研究部が引き継ぐ。【上鵜瀬浄】
March 27, 2024 at 02:30PM
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唐揚げ用のやみつき調味料はいかが 群馬の高校生と正田醬油が開発 - 毎日新聞
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