銚子の月夜にちなんだ磯揚げ「ムーンナイトボール」銚子商生が老舗とコラボ本日発売：東京新聞 TOKYO Web - 東京新聞

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開発を担当した（左から）辻さん、鵜野さん、岩瀬さん

　千葉県立銚子商業高校の生徒が、銚子市の老舗嘉平屋と協力し、魚肉のすり身の揚げ物・磯揚げの新商品を今春に続いて開発した。新商品は地元の夜景をイメージした「ムーンナイトボール」で、18日に発売する。（堀場達）

　ビジネス学習と地域活性化を図ろうと、同校が取り組んでいる「銚商夢市場プロジェクト」で生徒たちが考え、このアイデアを嘉平屋が生かした。

　魚肉のすり身にイカ墨を混ぜ込み、ウズラの卵を中心部にしてトウモロコシとチーズをちりばめ、球形にまとめて揚げた。完成品を二つに割ると、夜空に月と星が浮かんでいるように見える。

　開発担当者はいずれも3年生で、商業科の岩瀬怜さん、辻洸之介さん、高品生樹さんと情報処理科の鵜野桂椰（けいや）さん。今年4月には、3月に卒業した先輩たちを引き継いで、日の出を表現した「サンライズボール」の仕上げに関わった。

　鵜野さんは「サンライズボールが人気商品になったので、日の出と同様に銚子名物の月夜にちなんだ。ムーンナイトボールも多くの人に味わってもらいたい」と話す。

　1個130円（税込み）。嘉平屋の川口店、イオン銚子店、ウオッセ店で販売される。

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