真珠の入った身と貝柱を分ける山内大勇さんの家族ら＝１６日午後、宇和島市小池
真珠の入った身と貝柱を分ける山内大勇さんの家族ら＝１６日午後、宇和島市小池
国内有数のアコヤガイ真珠産地の愛媛県の宇和海沿岸で、養殖貝から真珠を取り出す浜揚げ作業が本格化している。２０１９年から続く稚貝の異常死の影響で、母貝が手に入りにくい状況が続いているが、真珠養殖業者は早朝から作業に励み、つやつやと輝く真珠を丁寧に取り出している。
宇和島市小池の山内大勇さん（４６）の作業場では１６日、昨年６月以降に核入れした越し物（養殖１年以上）を浜揚げ。家族６人で手分けして貝を割り、真珠の入った身と貝柱に分ける作業を手際よくこなしていた。
山内さんは、身を「肉砕機」と呼ばれるミキサーにかけて真珠を取り出した後「一番緊張する」と話しながら真珠を水で優しく洗い、太陽の光に当てて色や形を確かめていた。
November 16, 2022 at 08:31PM
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宇和海で真珠の浜揚げ本格化 養殖貝から丁寧に取り出し - 愛媛新聞
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