仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
CCCマーケティング(東京都渋谷区)は、7000万人に上る購買データをもとに、年齢性別ごとの購買傾向を読み解いた「冷凍食品の人気ランキング」を発表。「おかず系の冷凍食品」総合ランキングの1位は味の素「ギョーザ」、2位はイートアンド「餃子」、3位は味の素「ザ・シュウマイ」という結果になった。
調査における「おかず系の冷凍食品」とは、冷凍食品カテゴリーのうち、スナック・米飯・麺類を除き、惣菜に分類されるものを指す。
冷凍食品の男女総合人気ランキング
トップの味の素「ギョーザ」は、15〜69歳の全年齢で1位を獲得。2位のイートアンド「餃子」は、大阪王将ブランドの冷凍餃子シリーズで知られている。3位以下には餃子と同じ中華系総菜のシュウマイや春巻き、弁当向きのミニサイズのハンバーグやつくね、晩御飯のメインになる唐揚げやコロッケなどがランクインした。
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唐揚げの年齢別購買ランキング
次に「唐揚げの年齢別購買ランキング」を見ると、大ぶりサイズの味の素「やわらか若鶏から揚げ」と「ザ・から揚げ」は、20〜30代をピークに、40代以降はランキングが若干下降していた。
一方、商品名に「お弁当にGood!」との記載もあり、小ぶりサイズのニチレイ「からあげチキン」は30代にかけてランキングが急上昇していた。これらの結果から、唐揚げはサイズによって晩ご飯用と弁当用に使い分けられていること、また、購入する年齢層に差があることが分かった。
さらに、性別ごとに「唐揚げの年齢別購買ランキング」を比較すると、大ぶりサイズの唐揚げは男性に人気が高く、弁当用の唐揚げは女性に人気が高い結果となった。特に味の素「ザ・から揚げ」のランキングは女性26位に対して男性は8位と差が大きかった。
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副菜系のおかずの年齢別購買ランキング
次に、「副菜系のおかずの年齢別購買ランキング」として、総合ランキング12位の日本水産「3種の和惣菜」と、29位の味の素「えびとひじきふんわり揚げ」に焦点を当てた。
日本水産「3種の和惣菜」は23歳前後では5位とランクが急上昇していた。これは自分用の弁当を作り始めた社会人が1人分の量を作りづらい和惣菜を冷凍食品で補いつつ、家庭の味を懐かしんでいる可能性が考えられるという。
一方、味の素「えびとひじきふんわり揚げ」は50代にかけてランキングが上昇し、60歳でピークとなった。これは晩御飯の“あと一品”や、晩酌のおつまみとして利用する人が多いと予測できるという。
弁当用のおかずの年齢別購買ランキング
最後に「弁当用のおかずの年齢別購買ランキング」として、総合ランキング6位のケイエス「鶏つくね串」に着目した。
この商品は中高生の子どもに弁当を作る機会が多い30代後半にかけてランキングが上昇し、弁当作りが一段落する50歳以降ではランキングが下降していた。ほぼ全ての年齢で男性より女性に人気が高く、このほかの冷凍食品でも女性の方が人気が高い商品が多かった。
調査は2021年2月1日〜22年1月31日に実施。全国に住む15〜69歳の男女を対象とし、Tポイント提携先の購買データを参照した。
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April 23, 2022 at 06:00AM
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