国内
今、から揚げの専門店が続々オープンしている。
人気店から地元の味まで、その最前線を取材した。
鶏肉をカラッと揚げれば、外はカリッ、中はやわらかジューシー。
みんな大好き、“から揚げ”。
取材班が訪れたのは、埼玉・春日部市に先週オープンした、から揚げ専門店「からやま 春日部ユリノキ通り店」。
6日も、ランチタイムは、大勢の客でにぎわっていた。
訪れた人「おいしいです。カリカリ感がすごく好きで、もうほとんど毎日来ています」、「お肉もやわらかくて、すごく食べやすい」
このから揚げ店の系列店は、100店舗以上。
このうち15店は、2020年に入ってオープンした。
まさに、から揚げブームの勢いそのまま。
からやま調理責任者・森裕嗣さん「日本人で、から揚げが嫌いな方っていらっしゃらないと思うんですね。お客さんのニーズが高いのではなかろうかと。ライバルというよりも、幅広くわれわれから揚げ屋さんが増えていくという意味では、全体感として素晴らしいことだと」
から揚げの市場規模は、年々増加傾向にある。
2020年の市場規模は、1,050億円になる見通しで、また、から揚げの消費量も急増。
2020年は、年間で消費量が417億個に及ぶとみられ、2019年比、167%となっている。
ただ、このから揚げ人気、客の側の見方は冷静。
「(店の)入れ替わり激しいと思うけど、おいしい店は残るのかなと」といった声が聞かれた。
はたして、から揚げ人気は本物なのか。
人気の行方を探るため、春日部市役所へ。
地下のフロアへと続くらせん階段を下りて、さらに奥へ進むと...。
市役所の地下にあったのは、から揚げ店「光苑」。
実はこのお店、からあげグランプリで金賞を何度も獲得したことのある実力店。
店自慢のから揚げは、つけダレにホタテやカキなどの海鮮を使用した「海鮮塩ダレからあげ」。
衣は、片栗粉やコーンスターチで作られる。
これによって、薄皮を実現し、あっさりジューシーな食感になった。
この地で開業して8年。
地元の人たちに親しまれてきた。
2020年は、コロナ禍でありながら、2019年と比べて売り上げがおよそ1.5倍に増えたという。
光苑 春日部市本庁舎地下食堂店・相川幸子オーナー「今月も1店舗大手が入ってきて、結構勢いよく(から揚げ店)増えている」
相次ぐから揚げ店の出店について、店長は「から揚げに特化すると、ロスが少なければ利益率が安定できる点」と分析する。
また、お店ごとの味のこだわりも重要だという。
相川幸子オーナー「お客さまは『うちのから揚げじゃないと』という方もいる。お客さんの取り合いとかになるとは思っていない。差別化は図れていると思う」
時代は、“から揚げ戦国時代”といったところか。
から揚げが、ますますおいしくなることに期待。
November 06, 2020 at 04:10PM
https://www.fnn.jp/articles/-/104453
みんな大好き“から揚げ” コロナ禍でも続々出店 - FNNプライムオンライン
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