から揚げの衣をカリッとジューシーな食感に揚げる
鶏のから揚げには、大きく分けて、下味をつけた鶏肉に片栗粉やコーンスターチ、小麦粉などの粉類をまぶして揚げるものと、衣をつけて揚げるものの2通りがあります。
粉揚げは軽い揚げ上がりになります。衣揚げの方は、表面は歯応えのあるカリッとした食感に、中の肉はジューシーに揚げ上がります。加えて、ボリュームも出て、粉だけのものよりも油が汚れません。
ここでは、衣揚げタイプの鶏のから揚げを作ります。
材料(2〜3人分)
<主材料>鶏モモ肉:360g
<下味>
塩:小さじ1/3〜1/4
こしょう:少々
醤油:大さじ1
酒:小さじ2
砂糖:小さじ1
生姜:すりおろし小さじ1/2
ニンニク:すりおろし小さじ1/2
ねぎ:長ネギの葉10cmぐらい
<衣>
ご飯:一口分
卵:1/2個
ごま油:小さじ1
片栗粉:大さじ5
薄力粉:大さじ1
<その他>
油:揚げ油適量
キャベツ:付け合わせ
レモン:付け合わせ
鶏のモモ肉を1枚半使用しました。2人でたっぷり食べられるくらいのから揚げができ上がります。
作り方・手順
所要時間:30分▼1:モモ肉の下処理
モモ肉をまな板の上に広げ、スジを切り、分厚い部分を切り開いて、厚さをそろえる。
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2:鶏肉に下味をつける
40gぐらいに切ってボウルに入れ、塩、こしょう、酒、醤油、砂糖、生姜、ニンニク、長ネギの青い部分を加え、手でもみ込んで5〜10分置く。
塩の分量は、小さじ1/4強(1/3弱)。
▼3:ご飯、卵、ごま油を混ぜる
長ネギを取り除き、ご飯、卵、ごま油を加えて混ぜる。
ご飯の多少の増減は問題なし。
▼4:片栗粉と薄力粉を混ぜる
片栗粉、薄力粉を振り入れて混ぜる。
▼
5:揚げる
170℃で入れて、衣に火が通ったところで少し弱めて中まで火を通し、最後に強火(180℃)にして、からりと揚げる。2度揚げしてもよい。
▼6:衣をゴムべらで寄せる
ゴムべらで衣を寄せながら、残さず揚げる。
▼
7:盛り付ける
油を切って皿に盛り付け、角切りにしたキャベツとレモンを添える。
ワンポイントアドバイス
衣揚げタイプの鶏のから揚げは、外側の衣がカリッとしていて、中の肉はふっくらジューシーです。衣にご飯を少量加えてみました。カリカリ感が強く出て、その食感が長続きするようです。家庭では、手軽な粉揚げタイプのから揚げを作る機会が多いかと思いますが、衣揚げバージョンも試してみませんか。粉揚げよりも、油汚れが少ないところも魅力の作り方です。
(文:大石 寿子(レシピガイド))
November 15, 2020 at 10:05AM
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