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鹿児島・天文館の新名物「トビウオ唐揚定食」…骨まで丸ごと食べられます - 読売新聞オンライン

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 定食のトレーの半分近くを占めるトビウオの唐揚げ。1匹丸ごと揚げてあり、羽のような胸びれが張っている。小骨を気にせずかぶりつくと、ふわっとした食感の後にうま味が広がる。

 屋久島で民宿を営んでいた平田晋也さん(48)が昨年4月、鹿児島市の繁華街・天文館に開店した「屋久島で民宿やっていました」。21年間の民宿経営で培った島とのパイプを生かし、島近海の新鮮な魚を高速船で取り寄せている。

 ランチの一番人気は「トビウオ唐揚定食」(1050円)。特製のタレで下味を付けたコトビ(小型のトビウオ)の唐揚げで、骨まで食べられる。ご飯にみそ汁、サラダ、茶わん蒸し、小鉢、漬けものが付く。

 屋久島はトビウオの漁獲量が全国一。メニューには唐揚げ、造り、一夜干しをセットにしたトビウオづくしの定食(2680円)もあり、日によって塩焼きが加わることも。屋久島ならではの鮮度のいい「首折れサバ」も人気で、その日に入荷した魚はインスタグラムで紹介している。

 平田さんは「屋久島の魚はおいしい。ここで食べてもらって、島に行ってみたいと思ってもらえたらうれしい」と話している。

 平田さんの店から500メートルほど南東にある飲食施設「天文館かごしま横丁」では「屋久島1000年コーラ」を楽しめる。屋久島産の超軟水とウコンを使ったクラフトコーラで、島で居酒屋を営んでいた日高武士さん(43)がクラウドファンディングで始めた。店では原液を焼酎やワインなどで割って提供している。

 樹齢1000年以上の屋久杉や、長い時を要する水の循環を表現した商品名といい、「コーラを売るというより、島を発信したい気持ちが強い」と日高さん。コーラの原液は1瓶(250ミリ・リットル、8~10杯分)2500円で販売している。

 ※税込み。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。

 国内外の総支局長が、日頃通っている店のおすすめメニューなど、地域の自慢の味を紹介します。

 鹿児島市東千石町11の7

 鹿児島市千日町12の1

 詳しくは ホームページ で。

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August 19, 2022 at 08:14AM
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