二十三日に開会式を迎える東京五輪や、パラリンピックが無事に成功することを願って「東近江大凧(だこ)保存会」が二十二日、東近江市上南町の蒲生運動公園で、大だこを揚げた。
大だこは縦横四・六メートルほどで、五輪シンボルの五色で仕上げた。上部の「祈」という文字から青い光が放射状に広がるデザインは、絵や文字を組み合わせて暗号のような意味を持たせる「判じもん」という表現で「青光(せいこう)」と「成功」を掛けている。
たこ揚げには、会員十二人が参加。風が弱い悪条件だったが、太鼓の合図とともにたこ糸を握って一斉に駆け出すと、大だこはゆっくりと浮かび上がり、夏の青空を舞った。
保存会の山田敏一会長(66)は「新型コロナウイルス禍で賛否両論があるが、一市民として無事に終わることを祈っている。今日のたこは真っすぐ浮かんでいく『行儀の良い』揚がり方だったので、大会の成功を意味しているかもしれない」と話した。
保存会によると地元では、江戸時代から国内で大きな出来事があると、願いやメッセージを込めた大だこを揚げてきた。今回の大だこはパラリンピックが閉幕する予定の九月五日まで、東近江大凧会館(同市八日市東本町)...
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July 23, 2021 at 12:36PM
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