学校給食をめぐって、驚きの事故が起きた。
埼玉県内の小学校で出された給食「皿うどん」を食べた児童ら7人の歯が欠ける被害があった。
油で揚げた麺の上に熱々の餡(あん)をかけた料理、長崎県の名物「皿うどん」。
味はもちろん、パリパリっとした麺の食感が楽しめることも人気。
3月11日、埼玉・朝霞市の小学校の給食でも出された。
しかし、この時の皿うどん。
麺が異常に硬かったのだという。
保護者「長男のクラスメートが、歯が欠けたと聞きました」
児童6人と教師1人が皿うどんを食べたところ、歯が欠けたり、抜けたりした。
被害が出た原因は“麺の揚げすぎ”だった。
市の教育委員会によると、問題の皿うどんは、業者から仕入れた蒸し麺を学校内の給食室で調理し、提供したものだった。
児童と教職員あわせて、1,013食分の麺を揚げるため、調理員は180度の油が入った釜2つで、40人分の麺を約2~3分の時間で揚げる方法を繰り返していた。
ところが、途中で提供時間に間に合わないと思い、より多くの麺を釜に投入。
すると、油の温度が下がったため、麺の量を減らすなど試行錯誤。
それでも温度が上がらないため、最終的に揚げる時間を本来の5倍以上の約10分に延ばして調理。
その結果、麺が硬くなってしまったという。
この麺を食べ歯を痛めたのは、1~5年生の児童6人と教師1人。
そのうち教師と3年生の児童1人は永久歯が欠け、5年生の1人は乳歯が抜けたという。
問題の皿うどんは、児童らが食べる前に教頭が“検食”していた。
その際、「少し硬いが問題ない」と判断したということだが、実際に食べた児童は、こう話している。
実際に給食を食べた児童「みんな『硬い』と言っていたけどおいしかったです」
一方で保護者は、こんな話を聞いていた。
保護者「中華餡がかかってふやけていても、なお硬かったと言っていたので、相当硬かったんじゃないかと思います」
皿うどんがメニューにある飲食店「ちゃんぽん由丸 品川港南店」からは、今回の事態に驚きの声が聞かれた。
ちゃんぽん由丸 品川港南店・金子利明店長「正直言ってびっくり。ありえないことだなと。(揚げ時間が長くなると)麺に入っている水分が出てしまって、硬くなったのでは」
しかし、硬くなったとはいえ、「麺で歯を痛めるようなこと」はあるのか?
みさき歯科医院・見崎徹院長「例えば、石ころでもかめば欠ける可能性はあるけど、うどんとかそばでは欠けないと思います」
一方で、“小学生の時期ならでは”の可能性を指摘。
みさき歯科医院・見崎徹院長「小学生だと歯の交換期。乳歯から永久歯に生え替わる時期だと、あり得るかなというふうに思います」
また、「虫歯や歯周病で歯が弱っている場合、欠けやすくなる可能性がある」としている。
朝霞市の学校給食課は「再発防止に努める」として、調査を進めている。
March 15, 2021 at 04:46PM
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給食に揚げすぎの皿うどん 硬くても麺で歯は欠ける? FNNプライムオンライン - MSN エンターテイメント
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